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豊かな生活
2016-10-07

注文住宅と建売住宅は何が違うのか?

新築一戸建てのマイホームを建てるとき、注文住宅にするか建売住宅にするかで迷いますよね。一般に、建売住宅のほうが安いという印象が多いですが、実際にはどう違うのかよく分からない人も多いのではないでしょうか。今回は、注文住宅と建売住宅の違いについて比較してみました。
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注文住宅と建売住宅の大きな違い

まず、注文住宅と建売住宅の一番の違いは、土地と建物が別なのか土地付きの建物か、です。注文住宅の場合は、まず土地を購入してから建物を設計し、施工会社に依頼して住宅を建てます。

また、購入する土地によって建築条件なしと建築条件付きに分けられます。条件なしの土地は、施工会社に制限がありませんが、条件付きの土地は、あらかじめ決められた施工会社に依頼することになります。建売住宅は、土地付き建物ですが、住宅がすでに建っている場合と建築中の場合があります。どちらの場合でも建築確認の審査が終わっているので、設計の変更はほとんどできません。

コストはどちらがお得なのか

建売住宅は、間取りなど設計の打ち合わせがなく人件費が少なくすむこと、一括で建材を発注して単価を下げられることなどから、住宅の価格が抑えられる傾向があり、コスト的にはお得な印象です。注文住宅は、各コストはかさみがちですが、総予算を決めて施工会社にその範囲内で調整してもらうことが可能です。希望通りの住まいを予算内で手に入れるという意味では、大きくコスト差は出ないといえます。

それぞれのメリットとデメリット

建売住宅の大きなメリットは、実際の家を見てから購入できることです。住むときに、思っていた家と違うということがありません。購入してからすぐに住めるところも魅力です。また、価格が決まっており土地と建物が一緒になっているので、住宅ローンが組みやすいという点もあります。一方で、間取りや材料の自由度がありません。まだ建築中で未完成の建物でもすでに審査済みのため、構造に関わるところは変更できないのです。

注文住宅の最大のメリットは、自分に合わせた間取りの家が作れることです。建売住宅は、多くの人に合うような間取りで作られますが、注文住宅は、間取りも仕様も建築士と相談して決められます。施工の質にこだわって施工会社を選ぶことも可能です。完成した住まいは、自分のライフスタイルに合った家になるでしょう。ただ、デメリットとして、実際に住むまでに時間がかかります。また、土地を持っていない場合は土地探しからしなくてはなりません。条件のいい土地は高いので、土地代がかさむ可能性が出てきます。

将来的にいいのはどちらか

将来、ライフスタイルが変わったときに、建売住宅は一般的な間取りが多いので、リフォームすれば売却して別のところに住み替えるのが楽でしょう。注文住宅ならば、最初からライフスタイルの変化を見据えた設計で作ることもできます。自分に合わせられるという点で、将来的にも長く住みやすいのは注文住宅といえそうです。

いかがでしたか。理想の新築一戸建て選びは楽しいですよね。こだわりポイントがあるなら、まずは施工会社に相談してみましょう。

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