COMPETITION REPORTS

趣味部屋の有る家

2011-02-10

こんにちは。
ベルクハウスの斎木です。
今回の建築家コンペは、趣味の部屋が有るお家のコンペを紹介します。
今回のお客様は、ご主人の趣味がピアノと言うご家族です。
お家に対するご要望は、勿論、1階に趣味部屋(ピアノ室)が有って
立地条件を活かし、皆が集まりたくなる明るく広いリビングが欲しいです。
ご主人の趣味のお部屋も贅沢ですが、それ以上に明るく広い2Fリビングが
どんな感じに出来るのかが楽しみなお家になりそうです。
では、早速ですが建築家コンペの様子をお伝えします。
まずは、杉本設計室 杉本先生です。
この図面は、先生の考え方が事細かに書かれています。
図面を見るだけで、先生のコンセプトが誰でも分かります。
家相もしっかり検討してのプランニングになっています。

模型はこんな感じです。

屋根の形が特徴的な外観になっています。
次の先生は、一級建築士事務所 サオビ 島崎先生です。
先生は、得意のスキップフロアの提案です。
スキップフロアは、目線の位置が変わる事によって
空間の変化をつけること出来、目線が変わることで
同じ広さでも、空間の広がりを感じる事が出来る手法です。
この提案には、お客様も驚いていました。

これが今回の模型です。
スキップフロアは模型で見ると、階層の分かれ方が良く分かります。
平面図では分からない、各階の段差が見るだけで理解できます。
模型を使ったプレゼンを行うメリットは、立体的に部屋を見て
リアルに状態が理解出来る所にあると思います。

お客様も何度も何度も、模型を手にとって覗き込んでいました。
最後は、浜田建築設計事務所 浜田先生です。
浜田先生は、コンセプトをしっかりと説明する事から
今回のプレゼンをスタートされました。
テーマは、「光あふれるリビングの家」と言う事で
2Fのリビングに「風・光・視線」の全ての要素を
バランス良く取り入れたプラン提案になっています。
派手さは無い中で、お客様のご要望をしっかりと取り入れた
非常にバランスの良いお家になっています。

模型は、シンプルですがボリューム感も有って
かっこいい外観になっています。

お客様も3つ目の模型になると、模型の見方も覚えて
色々な視線で模型を楽しんでいました。
今回の建築家コンペは、先生方それぞれの建築に対する考え方の違いが
はっきりと出たプレゼンだったと思います。
最初は、趣味部屋のピアノ室に話題が集中するのかと思っていたのですが、
思った以上に、皆で過ごすリビングスペースの話でそれぞれが盛り上がった
終始笑顔の楽しいコンペの時間でした。
お客様も帰り際に、
「建築家コンペの醍醐味を味わえて、今日は大満足です!!」
と、笑顔で言って頂けました。
建築家コンペは、お家を検討する際の大きなイベントです。
これから、建築をご計画される方は
建築家コンペの面白さを、ご家族皆様で体感して頂きたいです。
では、次回をお楽しみに。
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