COMPETITION REPORTS

「緑道に面する敷地面積20坪の快適空間」<後編>

2024-05-02

皆様こんにちは。

新緑が映える過ごしやすい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

さて今回は、「緑道に面する敷地面積20坪の快適空間」<後編>をお送り致します!

 

今回お届けする事例は、誰もがご存じ、都内のおしゃれな街に建てる住まいの計画です。
緑道に面する敷地は20坪。一種低層地域の閑静な高級エリアです。
緑道ながら、週末にはたくさんの人でにぎわう立地のため、プライバシーと快適性を両立させ、ご家族4名が快適に暮らせる住まいを実現できるかがポイントです。

 

それでは3名の建築家によるコンペプランをご紹介致します!

 

1. 荘司建築設計室 荘司先生

最初は荘司建築設計室、荘司先生です。
予備室付きの地下提案ですが、螺旋階段を光の筒のように利用し、南側から光を取り入れ、空間を明るくする提案です。
LDKは、一見北側リビングのように感じますが、上部吹き抜けとなっており、南側からの採光が入る設計です。
最上階は、屋上にアクセスすることができ、東南のルーフバルコニーは光があふれる空間です。

2.GOOG建築設計室 後藤先生

続いてはGOOG設計室の後藤先生です。
玄関のアプローチは、通りを行き交う人からの視線を遮る配慮がなされています。
地下の階段は一部吹き抜けとすることで光を取り込み、暗い雰囲気をなくす工夫がなされています。
最上階のLDKは廊下レスの一体空間となっており、大きなリビングと収納もしっかり考慮された設計です。

 

3.幸田真一建築設計事務所 幸田先生

最後は幸田真一建築設計事務所、幸田先生です。
ガレージ内にスライドの玄関戸を設置することで、面積工夫を凝らしています。
また、土間は中間階になっており、下がると地下1階、上がると1階につながっています。
地下に設定している子供室をより快適な空間にするため半地下とし、地下にも採光を取り込む提案です。
LDKはミニマルな空間ですが、Loftへの階段をインテリアの一部のように魅せるデザインとし、空間にアクセントをつけています。
以上3つのプランが出揃いました!

今回も建築家のこだわりと工夫が詰まった三者三様のプランが登場しましたね。

ご興味がございましたら是非一度駒沢展示場にお越しくださいませ。

次回もお楽しみに!

お問い合わせ

back to top