COMPETITION REPORTS

親御様の敷地に建てる30坪2階建の住まい O様邸

2012-03-29

ベルクハウスの平元です。
今回のコンペリポートは親御様の敷地の一部に建築する2階建て約30坪の住まい計画です。
新たに敷地を購入する必要がないので建物費用のみで新居のご計画が進められます。
1つの敷地に2棟の建物を建てるには敷地でが広くないと計画が成り立ちませんので、
ご計画が可能な方は羨ましい限りです。
親御様の敷地は約100坪。
ただし、親御様の居住されている母屋もその敷地内に建っておりますので、
新築する住宅と母屋のそれぞれが法的に成り立たなければなりません。
当然、敷地内には母屋が一番良い立地に建築されております。
母屋に干渉しない条件で出来る限り採光を確保し、
また母屋にはなるべく悪影響を与えないように計画をする必要があります。
下の写真が今回の計画地です。
北側以外を畑や通路に囲まれた採光・通風に恵まれた敷地です。

お施主様の建物の主なご要望は、
・3LDKプラス和室
・ガラス張りのバスルームバスコート
・小屋裏部屋など、数字の面積よりも広く感じる間取りの工夫。
 提案の内容によっては親御様の建物の一部を取り壊して面積を小さくすることで、
 新築住居の建物面積を広げることも検討されております。
・自然素材を利用したナチュラルな仕上がりをご希望。
 漆喰の塗り壁や無垢のフローリング等、使う素材についてはかなりのこだわりをお持ちです。
 外壁や内装の塗り壁については、素材の違いによる白の白さについても違いを感じて
 いらっしゃいますので、なかなかのこだわりです。
提案については建築家の先生にお任せで特徴のある間取り提案を希望されております。
建築家の先生方も腕の見せ所です。
今回の建築家の選抜に関しましては、
・ナチュラル素材に慣れていること、
・お施主様の言葉にならない感覚的な要望を汲み取った提案が期待できること、
・お若いお施主様と楽しく住まいづくりができること、
 をポイントに選びました。
今回、O様邸の住まいをご提案する建築家は、
●コエタロデザインオフィス: 阿川宮鳥先生
●GOOG建築設計室: 後藤隆史先生
●山田建築研究所 : 山田達也先生
(50音順)
の3名です。
次回はコンペのプレゼンテーションをレポートいたします。
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