COMPETITION REPORTS

「敷地のポテンシャルを最大限に活かし、家族がゆったり広々と過ごせる住まい」<後編>

2019-01-10

皆様こんにちは。

正月気分もようやく抜けてくる頃ですね。

いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今回は先週に引き続き「敷地のポテンシャルを最大限に活かし、家族がゆったり広々と過ごせる住まい」<後編>です。

施主様のご要望は、敷地を有効活用し、家族皆がゆったり過ごせる住まいです。
 
計画地の条件は、以下の通りです。
・第一種住居地域
・建ぺい率60%
・容積率180%
 
北の向きが少し振れているので、斜線制限などの規制との闘いです。
 
 
それでは早速、3名の建築家によるコンペプランをご紹介致します。
 
まずは、仲摩邦彦建築設計事務所 仲摩先生の提案です。

横に広く大きな玄関ホールがまず目を惹きますね!

外観も横ルーバーを基調として、夜の照明演出も意識しています。

中庭デッキからも3階テラスへとアクセスでき、お子様を楽しませるアイディア満載です。

 

次は、田中剛建築設計室 田中先生の提案です。


隠れ家のレストランの様なアプローチと、とても凹凸のデザインが素敵なメリハリある外観が素敵です。

LDKは階段を部屋の中心へ。ストリップ状の階段の為、間仕切り感は感じません。

広~く開放的な2階と、3階のキッズスペースとの距離感が絶妙です。

 

最後は、GOOG建築設計室 後藤先生の提案です。

一見シンプルに見えますが、ここまでスッキリさせるにも大変な努力をして頂いたと感じています。

<しっかり収納する>、<広々と過ごす>この二つがしっかり伝わります。

階段については、なんと南側へ思い切って配置。

階段=吹抜けの為、余すことなく効率的な採光・スペース配分されているプランです。

 

以上、3つのプランが出揃いました。

いかがでしたでしょうか。

このように建築コンペ方式では、建築家の経験を活かした三者三様のアイディアを提案して頂けます。

図面だけでなく、模型と共に提案して頂けるため、実際の家作りのイメージがしやすいと思います。

是非、次回もお楽しみに!

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